丸山ワクチン (2014/05/22)
投稿者: matsuo
当院では患者様の希望で丸山ワクチンを接種できます。
丸山ワクチンは、1944年に結核の治療薬として誕生し、名前は、発明者である故丸山博士に由来します。 主成分は、結核菌から抽出したリポアラビノマンナンという多糖の一種です。このワクチンは、BRM療法という免疫療法の一種として用いられます。 がん治療において、BRM療法は、体内の免疫を全体的に活性化して、 抗がん作用を期待する非特異的免疫療法に分類されます。ただし現在、がん治療において、丸山ワクチンは、抗がん剤としての承認を受けていません。 有効性の確認をするために、費用を患者様に負担していただく治験として、丸山ワクチンは、引き続き行われています。
がん治療には様々な代替療法があり、いろいろな意味で患者・家族負担の大きいものやエビデンス(医学的根拠)を公表しない治療は反対ですが、丸山ワクチンは患者さんによってはメリットが大きい印象です。私の考えとしては接種に賛成ですので、ご希望の方には接種いたします。
丸山ワクチンの治療を受けるためには
窓口である日本医科大学附属病院ワクチン療法研究施設で手続きが必要です。
丸山ワクチン オフィシャルサイト
http://vaccine.nms.ac.jp/general/index01.html
丸山ワクチンは、1944年に結核の治療薬として誕生し、名前は、発明者である故丸山博士に由来します。 主成分は、結核菌から抽出したリポアラビノマンナンという多糖の一種です。このワクチンは、BRM療法という免疫療法の一種として用いられます。 がん治療において、BRM療法は、体内の免疫を全体的に活性化して、 抗がん作用を期待する非特異的免疫療法に分類されます。ただし現在、がん治療において、丸山ワクチンは、抗がん剤としての承認を受けていません。 有効性の確認をするために、費用を患者様に負担していただく治験として、丸山ワクチンは、引き続き行われています。
がん治療には様々な代替療法があり、いろいろな意味で患者・家族負担の大きいものやエビデンス(医学的根拠)を公表しない治療は反対ですが、丸山ワクチンは患者さんによってはメリットが大きい印象です。私の考えとしては接種に賛成ですので、ご希望の方には接種いたします。
丸山ワクチンの治療を受けるためには
窓口である日本医科大学附属病院ワクチン療法研究施設で手続きが必要です。
丸山ワクチン オフィシャルサイト
http://vaccine.nms.ac.jp/general/index01.html