処方される漢方の中に甘草という成分を目にすることが多いと思います。
漢方薬には多くの成分が含まれており、甘草はその仲介役を担う重要な成分です。

ただし、知らないうちに過剰の甘草を摂取していると、偽性アルドステロン症という副作用を起こしてしまうことがあり、注意が必要です。
血圧の上昇や体内のカリウムの低下による筋力低下などが主な症状です。
処方された漢方の中で、甘草の接種が連日2.5gを超えるような方は、時々採血でカリウムの数値などに注意してください。