2月18日に上記の講演が尾道国際ホテルでありました。
講演内容は『新しい慢性疼痛へのアプローチ』 講師は尾道総合病院 麻酔科部長 瀬浪先生で、内容は疼痛が生じるメカニズムの基礎から最近の治療方法まで幅広い内容でした。

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その中でも、JAのペインクリニックでは『ドラッグチャレンジテスト』を行っているようで『お〜すごい』と関心して聞かせていただきました。
当院でも行っている、星状神経節へのレーザー治療も行われているようです。

あと尾道市民病院整形外科の廣岡先生もこられていて、肩関節周囲炎でも拘縮肩などに大量のステロイド投与を行い症状の改善をはかる事も教えていただきました。
ステロイド20mgを2週、その後10mgを2週、5mgを2週使用するようで、しっかりと副作用を説明し同意を得た上で行うとの事です。
拘縮肩で廣岡先生に紹介させていただいた患者様にも行われていましたが、かなり改善してよくなっていました。しかし、使用にあたり骨頭壊死の危険性がありちょっと躊躇してしまいますね。

今回発売になった末梢神経障害性疼痛薬『リリカ』もよく使用していますが、副作用としてめまい、吐き気などが効果発揮前にでてしまう事が難点ですかね。