毎年6月4日~10日は、「歯の衛生週間」として親しまれて
いましたが、今年から名称が変わり「歯と口の健康週間」となりました。
「歯」だけの健康ではなく、噛んで飲み込む機能など「口」の健康も大事であり、
歯と口の健康は「生きる力を支える大切なもの」ということで、
平成23年8月にできた「歯科口腔保健の推進に関する法律」が基本になり
変更されました。いうまでもなく、食べること、話すことは生活の質に大きくかかわります。
歯みがきも大切ですが「噛む」ということも大切です。そこで今日は噛むことの効果についてです。

よく噛んで食べると…

(1)あごの骨が発達し、歯並びの乱れをある程度防げる。
(2)唾液と食べ物が良く混ぜ合わされ、ガンの予防が期待できる。
(3)大脳を刺激し、脳の発育を促進する。
(4)脳の満腹中枢を刺激して、食べすぎを防げる。
(5)胃の負担を軽くして、消化吸収を助ける。
(6)唾液が多く出てお口の中の自浄作用が期待できる。
(7)唾液が多く出て、老化防止&ボケ防止が期待できる。
(8)歯ぐきのマッサージが期待できる。
(9)精神の安定が得られる。

健康な歯で食べ物をしっかり噛むことは、全身の健康維持に大きな効果
があります。「よく噛んで食べる」健康効果を見直してみましょう。

「ひとくち30回」とよくいいますが、いざやってみると難しいですよね・・・。
私もついつい早く飲み込んでしまうので気をつけたいと思います。

松山

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