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June 2017 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: horistic1
 5月22日のブログに「ストレスと歯磨き」というタイトルで、歯磨きの重要性を書きました。
 
 奇しくも、「サンデー毎日6月18日号」に「健康寿命は『歯と口』で決まる!」という記事が掲載されました。主な内容は、「誤嚥を防ぐ」「唾液力を高める」「歯周病予防」等が中心で、まとめとして「歯と口の健康を守る8ヶ条」が記してあります。

1 笑顔で、たくさんおしゃべりする
2 食事中は姿勢を正す
3 よく噛まないと飲み込めない物を食べる
4 空嚥下などで飲み込む練習 (※筆者注 唾をごっくんと飲むことです)
5 ストレス、薬の副作用に注意
6 鼻呼吸を意識しよう
7 1日1回5分以上の歯磨き
8 半年~1年に1回の歯科検査

 以上のことも、ぜひ実践してください。たかが歯磨き、されど歯磨きです。日々の実践が、あなたの健康を守っていきます。
カテゴリー: 総合
投稿者: horistic1
 NHK出版「キラーストレス」の中で、ストレスへの対策が紹介されています。
 アメリカ心理学会推奨のものです。

 1 ストレスの原因を避ける
 2 笑う
 3 友人や家族のサポートを得る
 4 運動
 5 瞑想

 この中で、「ストレスの原因を避ける」は、かなり難しいことです。対人、対仕事がほとんどでしょうから、すぐに実行するのは難しいと思います。

 では、すぐに実行可能なものは、運動でしょう。「ストレス解消のための運動。当たり前じゃないか」と言われる方も多いと思います。でも、そのレベルでの運動実践ではなく、「ストレス反応の暴走を確実に抑える運動」と認識を新たにすると、実践力が確実に増すと思います。

 「ストレス反応の暴走を抑える運動」とは、具体的にどういうことでしょうか。
 ① 自律神経の興奮を抑える
 ② 脳の構造を変える

  ①は、ストレスを受けることで自律神経が刺激されて興奮状態になり、そしてストレス反応が暴走を始め、脳、心臓、肝臓などの臓器を傷つけ始めるので、運動をすることで、自律神経の興奮を抑え、そのサイクルを断ち切ることができます。
  ②は、運動をすることで、神経細胞の突起が少なくなり、過剰な情報が自律神経に伝わりにくくなり、自律神経の興奮が少なくなります。

  以上のことから、運動をすることによって、自律神経の興奮を抑え、さらに自律神経が興奮しにくい脳へと変化するのです。そして、健康維持につながる。簡単で、極めて効果が大きいのが運動と言えます。

 次回は、残りの4つについて触れていきます。