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December 2016 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: horistic1
 ある週刊誌に、食べないほうがいいものを取り上げていたことを、前回の投稿の中で触れました。その根拠となっているのは、その道の専門家の方のコメントです。

 さて、本院星野医師が、エゴマ油に15、6年前から着目し、そして今現在「えごま茶」を推奨していることを前回紹介しました。星野医師も、当院に勤務した時から食について提言してきました。また、本院の治療指針は、「ホリスティック医学」であり、「医食同源」という考え方が根本理念です。

 今回、星野医師が薦める食べ物と食べてはいけない物を紹介します。その根拠は、星野医師の長年の研究と、ロンドン大学教授ジェーン・プラント氏が書かれた「Eating for Better Health」に基づくものです。教授自身、乳がんに罹られ、また研究分野である鉱物資源に関する知見をもとに書かれたのが、その本です。残念ながら、翻訳された本がなく、原書しか手に入りません。

 「肥満を改善する」ために星野医師が推薦する食べ物は、「ニンニク」「たまねぎ」「うこん」「野菜」「ナッツ(塩分のないもの)」です。また、食生活としては、「朝食は必ず摂る」「昼食をメインにする」です。さらに、調理法としては、「揚げ物にせずに、焼くことを基本にする」ことです。

 食べてはいけない物は、精製食品(白砂糖、白米、白いパン)、「人工甘味料」「トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング)」です。

 たいへん分かりやすい提示だと思います。「肥満を改善するための食物」としての星野医師の推薦ですが、皆さんには健康のための食物と置き換えてほしいと思います。マーガリン、ショートニングについては、アメリカの食品医療品局が、2018年までに使用を禁止することを発表しています。日本には、規制の動きはありません。市販されているお菓子類のほとんどに、マーガリン・ショートニングが使われています。全国的に有名なお菓子屋さんでも、焼き菓子等に使われています。理由は一つ、バターに比べてはるかに安いからです。消費者の健康は、二の次三の次で、利益優先だからです。
 賢い消費者になって、賢い患者になって、健康を守りたいものです。

 当院では、薬の疑問については、患者の皆さんの立場になって答えてまいります。また、漢方薬という西洋医学に替る治療を、専門の知見に基づいて処方しております。食養生についても、遠慮なくご相談ください。
カテゴリー: 総合
投稿者: horistic1
 今回は、ストレスについてではなく、今話題のことについて触れたいと思います。

 週刊ポストでは、「高血圧」に関して連続して取り上げています。また、ある週刊誌では、食べないほうがいいものを取り上げていました。その内容を見ると、その道の専門家と言われる人たちのコメントを集めたものでした。内容的に、うなずけるものもあります。

 さて、本院星野医師は、エゴマ油がマスコミで有名になる前からその効果に着目して、来院される患者の皆様に薦めてきました。星野医師の先見性と研究心が、再評価される形になりました。今、エゴマ油が認知症によいとして啓蒙活動をしているある大学の研究者に、「オメガ3が体によくエゴマ油がよいこと」を、15、6年前にレクチャーしたのは、実は星野医師でした。

 星野医師は、今現在このように言っています。「エゴマ油は、確かにいいものです。しかし、摂取できるのは1日3回の食事に限られることが多く、効果的な吸収という点からは物足りなさがあります。今、私が着目しているのは『えごま茶』です。エゴマの葉から作られたもので、生活場面のあらゆる機会に摂取が可能です。皆さんの生活スタイルを考える時、日常的にはえごま茶を愛飲し、そして食事の時にはエゴマ油という食生活を薦めたいです。」

 えごま茶の製造は現在県内で数社しかありません。そしてその販売も限定的です。当院では、星野医師の指導を受けながら、えごま茶を患者の皆様に届けたいと思っております。ブランド名は「えごま若葉茶」で、10パック入って750円でお分けしております。1パックを1リットルの水に煮出せば、成分のほとんどを抽出できます。生活の折々の時間に愛飲されたら、時間と共に成果が現われてきます。

 今始めれば、数年後にはその成果を実感できます。「まあいいや」で過ごせば、失われた時間を後悔することになります。

 次回は、星野医師が薦める食べていい物、食べてはいけない物についてです。