過去の投稿

October 2016 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: horistic1
 ある人が、週刊現代等の記事を読み、長年服用し数値がコントロールできていた尿酸値を改善する薬を、自分の判断で止めたそうです。痛風の発作も起こらず、記事を信じてよかったと思っていたところ、薬を止めてから1ヶ月後に受けた健康診断の数値を見てびっくり。今までの数値が5台だったのが、8台の半ばの数値に。服用する前でもなかった高い数値になっていたそうです。

 私たちは、今の医療の在り方に大きな疑問を持っています。薬に頼りすぎた医療を変えないといけないという使命感で、患者の皆様に向き合ってきました。週刊誌のキャンペーンにも同意します。

 しかし、そのようなキャンペーンの中で、一番恐れるのは前述のような患者の皆さんの判断による服用の中止です。服用を止めるとリバウンドが恐ろしいのです。高血圧の薬を自分の判断で止めた人の話です。服用を止めてしばらくしてから、ふらつきや倦怠が現われ、人と話すのも辛くなり、仕事に行っても早退するようになり、その人は自分がうつ病に罹ったと思い心療内科や他の病院にもかかったものの原因が分からず、仕事を辞めようとも思われたそうです。最終的には、薬のリバウンドだったのです。

 かかりつけのお医者さんに治療や薬について相談できない場合は、本院をセカンドオピニオン、サードオピニオンとしてご利用ください。
カテゴリー: 総合
投稿者: horistic1
 文芸春秋11月号の大型企画は、「健康寿命を伸ばす」でした。

 その記事の中に、「長寿を決める6つのカギ」というタイトルの記事があります。この中で、「疲労回復に鶏ムネ肉がいいこと」「高齢者の男性ホルモンを増やすためには、ニンニクを食し、運動がいいこと」が紹介してあります。

 総院長は、玄米菜食を中心とした食生活を実践しながらも、疲れたと感じた時には、鶏ムネ肉を食し、毎日ニンニク黒酢を飲み、筋肉トレーニングを欠かさずに行っています。さらに、朝起きてからすぐに水風呂に入り、大量の塩水を飲んで胃を洗いそしてそれを吐き出すヨガの荒行を365日30年間行っております。また、今回の特集の中で「趣味、学問、仕事で若返る」という記事がありましたが、幅広い見地を身に付けるために、資格取得のために日々数時間の学習も行っております。
 
 薬に頼らない医学・治療を推進する者として、まず自分が実践者であることを日々の生活で証明しております。
 
 今年5月から、週刊現代を始め週刊ポストも加わって、「医者と病院にダマされるな!」というキャンペーンを約半年にわたって張っています。本院は、漢方薬と代替治療、そして、食養生、呼吸法等を組み合わせながら減薬を行い、最後には自己免疫力によって病気に打ち勝てるように支援します。現在治療中で、週刊現代や週刊ポスト、文芸春秋を読み共感し、今の治療に疑問をお持ちの方は、当院をお尋ねください。
カテゴリー: 総合
投稿者: horistic1
 「『薬をやめる』と病気は治る」というタイトルの本は、平成16年に出版されております。今の流れを12年前から予見し、医学学会や患者の皆さんに警鐘を鳴らし続けてこられた著者の安保徹先生は、当院の最高顧問医師です。先生は、東北大学医学部をご卒業後、米国アラバマ大学に留学され、免疫力を研究テーマにしてこられました。新潟大学名誉教授です。

 先生の著書を、これから数回にわたって紹介してまいります。

 著書のはじめに、次のような病室でのやりとりが紹介してあります。

 ある鍼灸院の前を通ったときのことです。「肩こりは病気のはじまり」という看板を目にし、私は以前見かけた外来での光景をふと思い出しました。それは、肩こりをしきりに訴える患者さんと医師との会話でした。よほど肩がつらいのか顔をしかめている患者さんに医師は、「大丈夫、肩こりなんて病気のうちに入りませんよ。湿布と痛み止めですぐに楽になりますからね。」と声をかけていました。どこの病院でも毎日くり返される風景です。
 ・・・しかし、現在の私なら、患者さんに次のようにいうでしょう。「肩こりは病気の始まりですよ。湿布や痛み止めを使っているようなら、すぐにやめましょう。」と。・・・消炎鎮痛剤(痛み止め)や睡眠薬、抗不安薬、制酸剤、など、医療現場でよく使われる薬であっても、2年、3年と長期に使い続けていると病気はますます治りにくくなり、やがて新たな病気を発症させる恐れがあるからです。

 このように断言されていることに今でも感動を覚えます。今の流行言葉で言えば「患者さん、ファースト」です。当院では、安保先生ご指導のもと、薬を効果的に、そして短期的に使い、そして徐々に代替え医療に導き、最後にはご自身の免疫力を活かす段階まで、患者さんの伴走者として治療にあたってまいりたいと考えております。
 
 さて、先生のお考えよると、病気を招く仕組みの始まりは、「過度のストレス」です。過度のストレスには、3つあり、「働き過ぎ」によるストレス、「悩み過ぎ」によるストレス、「薬の飲み過ぎ」によるストレスです。

 次回は、それぞれについて触れてまいります。