現在の医療について、患者の皆様の声として次のようなお言葉を伺うことがあります。
「医者は薬や検査だけで話を聞いてくれなかった」
「診察室の画面を見ながら質問をするだけで、ほとんど顔を見ながらの診察はなかった」
「大きな病院では、診療科を次々にたらい回しにされ、結局診断してもらえなかった」
 心療内科、精神科でさえも、「同じ薬を出すだけで、話を聞いてもらえなかった」など。

 医療は、患者の皆様と、皆保険制度を支えている国民の皆様のためにあるべきものです。病気の治療はもちろんのこと、健康増進を目的として、医者と患者の皆さんとの深い信頼関係のもと、共に手を携え、人生に突然振りかかってきた病を乗り越え、さらなる人生における自己実現を目指しての共同作業こそが、医療という行為であるはずです。
 国の医療政策は、ホームドクターを推奨し始めました。やっと、我々の考えに少しずつ追いついてきました。

 当院では、真の医療の実現のために、お一人お一人の患者の皆様に合わせて、医食同源・心身一如・自然治癒力活性全人医療を実践しております。