季節の変わり目に増えるといわれる帯状疱疹、長谷川医院にも昨年末から今年に入り、帯状疱疹後の神経痛で受診される方が多くなってきています。
各市町村で50才以上の方の帯状疱疹予防ワクチンの助成が行われていますが、帯状疱疹後の神経痛で受診されている方の多くが、「こんなに痛いのが続くなら、ワクチンをすれば良かった」と話されます。又「ワクチンをしようか思っていたらかかってしまった」「ワクチンの事は知らなかった」との声も聞かれます。
帯状疱疹は、子供の頃に水ぼうそうにかかると、その後ウイルスが神経細胞に潜伏感染を続けています。何らかの免疫低下が起きた時に片側性に神経痛、多数の紅斑を有する小水疱が帯状に生じます。
出る範囲の多くは、上半身とされていますが、神経は体中に張り巡らされているので、顔に出来る場合もあります。顔に出た場合は顔の麻痺や失明などの合併症や後遺症を心配する部位でもあります。帯状疱疹を防ぐには、
ストレスをためない、十分な休息や睡眠、適度な運動
規則正しい生活      を意識する
そしてワクチン接種
2025年4月から65才を対象に定期接種を始め、厚生労働省では65才を過ぎた人については5年間の経過措置として、70才、75才、80才、85才、90才、95才、100才の時に接種する機会を設ける方針です。帯状疱疹になって「ワクチンをすれば良かった」と後悔しない為にも、ワクチンについて考えてみて下さい。
くわしくは、医師、看護師、受け付けに相談して下さい。

〈看護師〉


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