12月になりました 。今年も早いものであと1か月ですね。
12月といえば「師走(しわす)」と、旧暦の呼び方を思いうかべる方も多いかもしれません。
僧侶が走り回る忙しさという意味の「師走」。
僧侶のような普段落ちついている人でも、この月は多忙で走り回るようになるという意味から名付けられたという説があります。

なぜ僧侶は歳末に忙しくなるのかというと、毎年年末に仏名会(ぶつみょうえ)という法要があるからだそうです。

歳末に仏さまや菩薩(ぼさつ)の名を唱え、その年にしてしまった様々な罪に懺悔(ざんげ)し、身も心もきれいになるように祈念する法要のことです。

12月は実は、他にも呼び方があるのをご存知ですか?

12月は1年の最後の月の意味から「極月(ごくげつ、ごくづき)」、「窮月(きゅうげつ)」、「限りの月(かぎりのつき)」などの異称があるそうです。

また、古い年を除くという意味で、「除月(じょげつ)」とも呼ばれます。
これは、大晦日の晩を「除夜(じょや)」と呼ぶのと同じ理由です。

この他にも「梅初月(うめはつづき)」や「春待月(はるまちづき)」といわれ、春への期待が込められた意味でも呼ばれることもあります。

1年の終わりであると共に、新しい一年に思いを馳せる月でもあることが分かりますね。

残り1ヶ月 あっという間に過ぎてしまうと思いますが 、少しでも 新しい1年に 思いをはせる 余裕を 今年は作りたいと思います。

来年は、いろいろな痛みで苦しんでいる患者さんやそのご家族が笑顔になりますように。
患者さんの痛みが少しでも和らぎますように。
そのためにも痛みがひどくなる前に、当院で早めに治療を受けられることをお勧めいたします。
                      
(看護師)



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