真夏の猛暑日は、テレビなどでもさかんに熱中症警戒を呼びかけますが、実は気温がそれほど高くない日でも、湿度が高かったり、身体が暑さに慣れていなかったりする時は注意が必要なのです。

 梅雨の晴れ間や、梅雨明けの蒸し暑い日にも、熱中症は多く見られます。この時期は身体が暑さに慣れていないため上手に汗をかくことが出来ずに体温調節がうまくいかないのです。

 予防としては水分、塩分、糖分の補給です。のどが渇いたなと感じるときはすでに身体が脱水状態かもしれません。外出するときは、飲み物を持ち歩き、こまめに水分補給をしましょう。

 熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。
高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能や、体の調整機能も低下しているので、家族や周りの人たちの注意が必要です。

 これから来る夏本番に備え、暑さに負けないよう、睡眠・栄養、規則正しい生活を心がけましょう。  

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