リワークデイケアの話をいつまで続けるのだろうと自分でも思っているのですが、ずっと長い時間noteの記事を書いていると疲れたり飽きたりしてしまうので、少しずつ書くしかないのです。書き終わったら自分まとめ記事にしようかなと思ったり。書く時間も基本朝活で、と思っているのですが、朝活で運動をしようかと思ったり。そうすると夜に書いてみたりと、自分の中での生活習慣もまだ試行錯誤中です。

とにかくこのリワークデイケアシリーズのスタートは、患者さんにリワークデイケアについて説明する案内文を作りたいところからだったんです。でも案内文が完成する前に、日々の勧誘活動が始まっております。

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さて、いよいよ上級の内容です。上級は、うちのリワークデイケアでのイチオシプログラムです。時々、復職までの期間が短く、初級だけ参加して復職する方がいらっしゃるんですが、それは本当はとっても勿体無いです(休める期間が会社によって異なるので仕方ないのですが)。初級は、上級に参加するための予備運動だと思っていただきたい。でも、初級だけでも参加する意味は十分あると思っていますので、初級だけ参加の方も歓迎しています。

上級のプログラムには、大きく3つの柱があります。一つがマインドフルネスとアサーショントレーニング。それともう一つが認知行動療法。そして最後の一つがライフ・ワークバランスの見直しです。

まずマインドフルネス。これも、認知行動療法の一つで、「今、ここ」に集中する練習になります。人は、日常生活を「自動操縦」で送っていることが多いんですよね。あまり考えたり感じたりしなくても、それなりに「いつも通りの毎日」を過ごせるようになっています。でも、そうすることで、無意識にいろんなストレスを抱え込み、なぜ自分がしんどくなっているのか気づかなくなってしまったりすることがあります。また、毎日を機械的に過ごすことで、喜びや楽しみを感じにくくなってしまいます。

マインドフルネスは、今をしっかりと感じる練習になります。自分が今、何を感じているのか?自分が今、どんな思考を持っているのか?「食べるマインドフルネス」では、食べ物を口に入れ、それをしっかりと感じる体験をします。今までとは違う食べ方、感じ方をすることで、いろんな気づきを得ます。また、今に集中することで、過去の記憶や未来の不安から解放され、リラックス効果があります。

他にも「歩くマインドフルネス」とか、いろんなやり方があります。きっと自分に合う、日々の生活に取り込みやすいマインドフルネスの方法が見つかると思います。

上級からは、感想などの意見交換をする機会が増えます。マインドフルネスも、最初はちょっとよくわからないとか、コツが掴めないとかの悩みがあります。でもそこで、他の参加者も同じような感想を言っていると安心したり、他の人の工夫を聞いて参考になったりします。一人でやるより、気づくことが増えてきます。