先日、8月の摂食障害家族会”SPES”を行いました。

暑い中、今月も数名のご家族が集まってくださいました。

いつもどおり、お茶をしながらスタートです。
他愛もないお話をしたり、迷っていること、困っていること、不安なことなど、毎日の生活の中で心の中にあってなかなか出すことができない気持ちを出し合いました。
もちろん答えなんてありません。
これが正解、っていうのがあればお伝えしたいのだけれど・・・。

でも、


「頑張ってるよね」
「それでいいと思うよ」
「よくやってるよ」
「無理しないでいいよ」
「しんどい中でもなんとかやってきたんだね」


こんな言葉たちが、ふとココロを楽にしてくれることがあります。


家族が必要としている言葉は、患者さんご本人が必要としている言葉かもしれないなあ、といつも感じます。


患者さんご本人も、ご家族も、病気の真っ只中にいる日常生活では、困ったことや辛いことが溢れていて、なかなか出来ていることやうまく行っていることに目を向けるのは難しいと思います。

これは、きっと訓練が必要なのだろうと思います。
意識して、できていること、うまく行っていることに目を向ける。

言葉で書くと簡単だけれど、とても難しいです。
私もなかなかできません。。。


この会で、そういうものの見方ができるようにご家族と一緒に練習していければ、と思っています。




来月のSPESは、9/8 13:30〜です。