いつもより早い梅雨入りとなり、体調管理が難しい季節になりました。
なんとなくだるくてしんどくて、スッキリしない毎日ですね。

そんな中、先日摂食障害家族会SPES5月の勉強会を行いました。
テーマは、「傾聴する その2」


傾聴・・・、看護師として学生の頃から何度も何度も耳にしてきた言葉ですが、本当に奥が深く難しいと感じています。
家族の方達からも、傾聴と言ってもどうしたら上手く話しを聞けるのか、どういう言葉がけをすれば相手が思っていることを話してくれるのか、とても難しいといった意見が出ました。

傾聴と言っても、ただ話しを聞くだけでは相手の心は理解できないし、何より相手が心の中に抱えている想いを語ってくれること自体が家族の皆さんにとってかなりハードルが高いことが分かりました。

今回の講義では、具体的な言葉かけの例を知ることができたので、早速帰ってムスメや夫に使ってみようと思いました。皆さんもトライできたかな。

いつも思うのは、親になるということも、誰かの妻や夫という立場になるということも、摂食障害という病を抱える当事者の家族になるということも、そこで起こることは全部初めての事ばかり。
だから上手くいかなくて当然ではないのかな。

とりあえずやってみる。
上手く言ったことは続けてみる。
上手くいかなかったことは、方法を変えてやってみる。
私がいつも家族の方にお伝えしていることですが、私たちが出来ることはこれを繰り返すことなのかなと思います。

方法を変えること、やってこなかったことにチャレンジすること、これらはとても勇気がいることです。
でも、相手を変えることは出来なくても自分がすこーーーーしだけ変わることはできるはずなので、やってみましょう!と。
相変わらず毎度同じことしか言えない私です^^;


来月もよもよもお話しましょう!


摂食障害家族会患者の家族会SPES(スペース)は毎月第1、第3木曜日の10:00から開催しています。
ご参加は、当院通院中の患者さんのご家族に限らせていただいています。



詳しいことは、受付または看護師にお尋ねください。