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November 2010 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: fukamori
みなさん、こんにちは!
さて、私は久しぶりにヘアスタイルを変えましたよ♪
ロングヘアからバッサリ切ってボブ~ショートヘアにしました。
皆さんには好評だったのですが(と自分では思っています。)
何となく「ヘアスタイル変えたいな~」と思いまして
思い切ってパーマスタイルにしてみました。じゃーん。

20101124.jpg

今回のヘアデザインもいつもお願いしているNodeの鶴来さんです。
Nodeホームページ
→ http://design-node.com/access.html(完全予約制デス)
鶴来さんはカットがすんごく上手なので、
一度カットすると本当に2,3か月ほったらかし(文字通りほったらかし)でもヘアスタイルは決まっています^^v

ヘアカットが上手な美容師さんは髪の毛が伸びた時のスタイルも考慮しながら髪の毛を切ってくれます。
なので、本当に日頃のお手入れは楽チンです(鶴来さん、いつもありがとうございます~)

数年ぶりにパーマを当てたので、ヘアジェル(最近はムースやワックスだけじゃなくてジェルのような
テクスチャーもあるんですね!私、ヘアスタイリング剤については浦島太郎でした~)

ヘアスタイルを変えたからと言って中身が変わるわけではないけれど、それでも外見が変化すると気分が違いますね。
髪の毛短くすると、マフラー巻きやすいし、帽子も似合う!というワケで冬のおしゃれが断然引き立ちます♪

これからの季節が楽しみです。

今回はこれでおしまいです。

それではみなさん、最後までお読みくださってありがとうございました。


カテゴリー: 総合
投稿者: fukamori
みなさん、こんにちは!
寒くなってきましたが体調はいかがでしょうか。
空気が乾燥してきまして、私はドライアイとお肌の乾燥対策に工夫を凝らす1週間となりました。


さて、
2010.11.7 インテックス大阪でダライ・ラマ14世の講演があり、参加してきました。

当日、彼は風邪をひいていたので、黄色いマスクをしていました。
(日本は白いマスクが多いけど。)
体調が万全では無かったにも関わらず、2時間の間 ほとんど立ったまま
お話されていました。
印象を一言で言うと
「とても人間くさい人。」

人間が究極に人間性を高めていくと、「人間くさい人」になるって
私は思っていますし、実際そう感じています。
だから彼が「人間くさい人」だとわかった時、嬉しいと感じたし、
私もどんどんそうなりたい、と思いました。

こちらには、私自身の備忘録として講演の内容(通訳)を残しておきます。
すべて記録できなかったため、一部文章が途切れていたり、メモ書きが挿入されています。
もし読まれる場合は、
以下の内容が完全に正しいわけではないので、その点を考慮して読んでください。( )内は講演後に私が読みやすいように追記しています。
皆さんに、何かお役にたてれば嬉しいです。

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ダライ・ラマ14世 講演

20世紀は科学技術と暴力の時代。
21世紀時代の皆さんは責任がある。世界平和に対して。
世界平和はただ祈るだけではいけない。実践しなくてはなりません。
人間は限界を越えています。暴力について。(動物は限界内での暴力であり、人間のように限界を超えた暴力性を持たない。)

21世紀は意見の違いを越えた、対話の時代と考えています。
20世紀を通して発展した科学技術は平和をもたらさない。

この200年間はテクノロジーが発展し願いが叶った時代だ。
しかしテクノロジーで平和は構築されない。
お金では精神的平和は買えない。

過去200年振り返るとtechnologyが発展してきた、しかし(人間はそれに)依存してきました。
1980年代、1990年代、、、特に1990後半に、technologyでは私たち心は平和にならないことがわかってきました。

究極的平和は我々の内側内面から作り出されます。
他人への嫌悪感や苦しみ執着という感情が大きいほど、免疫能、健康、心の平和に影響します。
物質が人間にもたらす快適さは限界があることを次第に認める人が多くなってきました。
ウィスコンシン大など三つの大学で
-心の平和をいかにして高めていくか(という)プログラムを実践し- 成果が出始めています。
自分自身の中にある破壊的な感情をいかに制御するかが大切です。

若い日本人には英語を習得するよう勧めます。
理由は、あなた方のかぎりない可能性を外国に広めることができるから。
英語さえできれば、他国の方からの孤独感はなくなるでしょう。
また、日本の高い技術をもっと広めることができ、他国に利益をもたらすでしょう。
私(ダライ・ラマ14世自身)の英語はプアだが、とても役に立っています。
だから皆さんもブロークンでいいので英語を話しましょう。

スペイン訪問した際に、現地の神父さんが私に会いに来ました。
彼は五年間、隠遁生活で、愛について瞑想していたと聞きました。
そのとき、彼の瞳に慈愛を見ました。その時、私はキリスト教と仏教に同じものを見つけました。
人生の目的は幸せになること。
幸せになり、苦しみの解放を求め、宗教を信じる人たちがいます。

(真の)幸せは五感、感覚的な幸せではなく、
(真の幸せは)より深いレベルの幸せであります。

幸せには二つあります。
1つは感覚的な快適さ、幸せ。例えば絵や映画を見たり、音楽を聞いて。
この幸せは長続きしない、
もう1つは
純粋な満足感に基づく、精神的なしあわせ。
この深いレベルの満足感を意識しないと(人間は本当の意味で幸せになることはできない。)
精神的な意識作用がもたらす幸せにもっと意識を向けます。

(本当の幸せは)
訓練(=現世、日常生活の中で経験するさまざまな葛藤を乗り越えていくこと、と私は考えます。)したことから得られるのです。
訓練することで満足感、幸せを得るのです。


☆Keyword :Deep consciousness

アクションがやる気を起こし、、、(書きとれず)
内面の平和は暴力や協定などで作れないのです。

21世紀の若い世代の皆さんは偉大な社会、思いやりの社会を作る責任があります。
信心を基に平和を得る。それは、すべての宗教に共通する点です。
一方で、一切信心を持たない人もいる。

慈愛を高める方法は三つあると思う。
世俗的な倫理観をもち、理解することがひとつ、
科学的発見から慈愛を高める方法が1つ。
(残り1つは書き留められず)

すべての幸せは対話から始めることだと思います。
私は平和的解決を求めています。

世界的経済問題は一国家だけの問題ではない。70億人の各人の一部の問題である、と考えるべきだ。
隣人を助けることは自分を幸せにすること。
すべての人々は自分の体の一部なのです。
あらゆる問題はすべて心の問題なのです。

他人への怒りは、90%は自分の中にある破壊的本能だ、
ものごとを全体的に見ると問題は起こりません。
物事には4、5つもたくさんの側面がある。
私たちは、あるがままに見ることができるように学んでいかなくてはならない。
教育は大切である。しかし教育だけではいけない。戦争、テロを起こす人は思いやりがないために、問題を起こします。
(教育は非常に大切だという点も主張していたと感じます。)

自分のなかに慈愛を高めます。
因果、、、チベット仏教、ジャイナ教は神を信じるのではなく因果の法則を信じる宗教です。
無信教の多くの人たちも、、(略)
人は母親のぬくもり、十分な愛情を受けた体験が重要です・

慈愛を高める瞑想や思いやりを高める瞑想を二、三週間すると免疫能が高まるデータがアメリカのエモリー大学の研究がある。研究結果では学習能力が高まったというデータもあります。

世界平和は一人一人の内なる平和によって達成できます。

動機が大切である。
利己主義にならないこと。
慈悲深い社会を築けるかどうかは若い皆さんの肩にかかっています。

煩悩があると心が狭くなる。煩悩が高まるほどに、自分自身が見えなくなる。破壊的な感情を制御できない。

慈悲深い心を持つ。視野が広がる。利他的になる。自分を含めた他人が幸せになるような考えが必要。
今起こっている物事は縁起から起こっている。
ビッグバンも縁起により、起こったもの。

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という感じです。

最後にビッグバンも縁起(仏教の考え方)です。とおっしゃった点が
「やっぱり(話、思想の)スケール広すぎ・・・」と 思いました。

後半の話は精神世界の話で、一度読んだだけでは普通の人間は
咀嚼することは困難だと思います。
多分、、、何十回、何百回と繰り返しそのことについて、考えたり行動を起こしたり、することで
昨日の講演でダライ・ラマ14世がお話したことが
腑に落ちる、
のではないかなーと思いました。
・・・生きている間に頭の中にすーっと入ってくるかしら???

「人間は知識ではなく叡智を求めなくてはなりません。
叡智を求めれば、叡智がやってきます。」

先日読んだ本にも書いてあったし。(出典忘れた・・・)

「ありのままに物事を見ることができる状態」
に自分を高めていくことが重要です。
なぜ重要かというと、
それいった視点を持つことが個人個人の内なる平和を作り出し、
この地球が平和になることに繋がるからなのです。

以上で、今回のコラムはおしまいです。かなり長文でしたね^^;
最後まで読んで頂きありがとうございました。