今回は、慢性膵炎についてです。 
慢性膵炎とは、膵臓での慢性的な炎症がくり返し持続されることによって、膵臓が破壊されその後に線維化がおこるなど膵臓の機能が低下した状態をいいます。

症状として、持続または反復する腹痛や背部痛を認めます。

画像検査には超音波検査、CT、内視鏡的胆道膵管造影(ERCP)、MRCP(磁気共鳴胆道膵管造影)があります。

ちなみに、慢性膵炎の典型的なエコー像は、膵の萎縮・膵辺縁の凹凸が不揃い・エコーが不均一等です。
c-pancreatitis1c.jpg