過去の投稿

November 2012 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: yanagida
今回は、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる動脈硬化症について話します。
動脈が肥厚し硬化した状態を動脈硬化といい、これによって引き起こされる様々な病態を動脈硬化症と言います。
脂肪やコレステロールなどがお粥のようにドロドロした状態になった異物をアテロームと言い
動脈硬化の部位では内膜の一部分が肥厚して盛り上がった病巣を作ってきます。この内膜の肥厚性病変をプラークといいます。プラークは長い時間をかけて成長し血液を流れにくくしてしまったり、突然プラークが破れて血管内で血液が固まり(血栓)、動脈の内腔(血液の流れるところ)を塞ぐ場合、あるいは血栓が飛んでさらに細い動脈に詰まる(塞栓)ことで、血流を遮断し重要臓器への酸素や栄養成分の輸送に障害を来すことがあり、このような状態は発生した臓器ごとに脳梗塞、心筋梗塞などと言います。mini04.jpgkeidou1.gif
カテゴリー: 総合
投稿者: yanagida
今回は、胆嚢結石についてです。
胆嚢胆石があっても症状のない人も多く、胆嚢内に胆石を持っていることを知らずに一生を過ごす方もいますが、胆石のいたずらにより右上腹部痛主にみぞおちの痛みや右脇腹の痛みを伴なう事があります。
胆嚢胆石の診断に腹部超音波検査の有用性は非常に高いです。しかし、食後等により胆嚢が小さくなった状態ですと検査不良になってしまいますので、腹部超音波検査前の3~4時間は食事・ジュース等控えるようにしてください。3-5.jpg