こんばんわ
今回は、健診や人間ドックでの超音波検査の普及に伴い発見率の高い胆嚢の内腔にできる粘膜の盛り上がりの胆嚢ポリープについて話したいと思います。
腹部超音波検査では、大きさ・数・形を調べます。ポリープの大きさが10mm以下で数が多い場合には、コレステロールポリープの可能性が高くなります。反対に、大きさが10mm以上で、ポリープの茎が太く、盛り上がりの少ない形は悪性腫瘍を疑います。
5mm以下の胆嚢ポリープは1年ごと、6~10mmの胆嚢ポリープは6カ月ごとに超音波検査を行って、大きくなっていないかなど、悪性腫瘍の兆候を定期的に確認します。
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