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はじめまして。
毎月第一土曜日にエコー検査を担当させていただいている山田です。
今回は、甲状腺超音波検査について少しですが書かせてもらいます。

頚部(甲状腺)に超音波をあて、その反射波(エコー)を画像化し、甲状腺の様子を調べます。
検査の目的と判ること
●甲状腺の大きさ
甲状腺の大きさを測定します。
●しこり(腫瘍)の有無
甲状腺やその他の頚部に腫瘍がないかどうか調べます。腫瘍の場所、大きさ、数を調べます。
●良性腫瘍か悪性腫瘍かの鑑別
超音波検査で腫瘍の境界や形、内部の状態から判断します。
●血流速度測定(カラードプラー法)
血流が多いか少ないかが判ります。腫瘍では良性腫瘍より悪性腫瘍の方が血流が多くなります。
●その他の頚部病変
炎症で腫れたリンパ節や、癌のリンパ節転移があるとリンパ節が多くなります。

検査時間は5分から10分程度で、痛みもなく身体には無害ですので心配しないで検査受けてください。また、特に前処置も必要ありません。