現在、日本人女性の乳がん患者は急増しています。女性が一生の間に乳がんになる確率は14人に1人とされています。死亡数も年々増えています。
乳がんの検査は主に触診・乳腺エコー・マンモグラフィーです。
今回は、乳腺エコーについてです。
超音波診断装置を使用し、乳房(主に乳腺)の状態を調べます。
マンモグラフィのようなX線を使用しません。また乳房の圧迫を必要としないため痛みはありません。
腫瘤(しこり)や石灰化・乳腺のゆがみなどを確認します。
30歳未満の高濃度の乳房(脂肪が少なく乳腺組織が密)の方には、乳腺エコー。30~50歳の方には、より精度の高い検査をするためマンモグラフィとの併用が推奨されています。