毎年12月半ばから年末にかけて、それまで忘れかけていた色々な思いが蘇ってきます。

特に子どもができてからは、この子が自分のところに生まれてきたことが奇跡のようであり、「感謝」の気持ちで一杯になります。それなのに普段は、ゆっくり話を聞いてやれなかったり、怒ってしまったりと、どうしようもない父親だと自己嫌悪に陥ってしまいます。
その罪滅ぼしと、また子どもが産まれた時の幸せな気持ちを思い出して、クリスマスのプレゼントを選んでいました。
おそらく、サンタクロースとは、親たちのそういう思いを具現化したものかもしれません。

「感謝」といえば…
私は今年このクリニックを開設することができましたが、本当にたくさんの方のお世話になりました。
クリニックの建物を作るのに苦労された方々、中の設備等を整えるのに力を貸して頂いた方々、煩雑な届出や書類の整備に奔走して頂いた方々、開院当初から一緒に働いてくれているスタッフの皆、応援してくれた家族…
そして何よりも、この生まれたてのクリニックにわざわざ足を運んで頂き、利用して頂いた皆様方に感謝したいと思います。

これからは、クリスマスの時だけでなく、いつもその気持ちを持ち続けて、日々の診療にあたりたいと思います。