小児のこととは別ですが、年をとってもいかに地域で暮らしていくかを考える演劇が11/12(土)有馬ホールに(定員500)650人の観客を迎えて大盛況に行われました。私、貞弘は一応「劇監督」としてまた、孤独死している老人の役で出演しました(当日午前をリハーサルの為休診させて頂き申し訳ありませんでした)。 
 出演スタッフは医師、歯科医師、病院職員、薬剤師、あんしんすこやかセンター、老人保健施設、役所、社会福祉協議会、警察、消防、葬儀社など総勢89人。演劇という形をとることによって、観客には情緒的に親しみと理解、出演した多職種には一体感つくりができました。
 裕次郎さんの終活!~幸せな最期を迎えるための5カ条~の内容は一言で言えば「涙と笑いで描く多病多死社会の現実、処方箋は5カ条、そして地域住民と多職種の連携」となります。5カ条とは①今を充実して生きましょう②「安心シート」を書きましょう③「医療の意思表示」を書いてみましょう④何でも話せる「かかりつけ医」を持ちましょう④家族で話し合う時間をもちましょう。
 小児在宅医療も必要性が叫ばれています。私も役に立てればと思っています。