いやはや　また日曜月曜と連休ですね(^^)なんか休んでばっかな気がしますが・・・岡田です
　さて個人的な思いですが、とにかくそこに行ってみる、やってみる、会って話してみる。インターネット
などのメディアがたくさんありますから自宅にいても様々な情報や知識を手に入れることは容易です。
でも実際にそこに行って実物をみてみる・・・雰囲気を感じる・・・体感する・・・といったことは大切なように思います。
　この会館にはたくさんの遺品や遺書などが展示されていて２，３時間で全て見るのは不可能です。たくさんの展示のなかで
とても考えさせられた一枚の写真がありました。別れの盃を交わし、仲間の兵士に別れを告げ、最期たった一人機上の人となった
兵士を写した一枚の写真でした。なかには出撃の数時間前に笑って仲間と写っている写真や、あと数時間で自分が死ぬのが
わかっているのに・・・という写真があるなか、その写真の表情は私には表現が難しいものでした。「無」　　　このように見えました。
笑っているわけでもなく、闘志でもなく、おびえたようもなく、ただ一点をみつめ　「無」　のようにみえました。うまく表現できませんが
とても目に焼き付いた一枚でした。
鹿児島からの帰り、車を運転しながら２つの事を考えました。
一つは、今現在・・・自分がその年齢になった時受け取る保証がないから年金を払わない人がいますね。
飛び立っていった若い兵士たちは国を思い、自分が出撃することで大切な家族、愛する人たちが守れるなら・・・
という想いで自分の命を差し出しました。決して戦争やこの作戦を美化するのではありません。しかし、たった
６０数年で日本は、日本の人たちは大きく変わったように思います。自分のことだけ考え、自分さえ良ければ・・・
という考えはすごく寂しい、というか温度を感じないというか・・・ひとってそうか？な気がします。
人とふれあい、人を想い、人のぬくもりを感じる、よくわかりませんが人ってたぶんそんな感じ・・・な気がします。
もう一つは、遺書です。ほとんどの遺書が自分の母親にあてたものでした。
母とは偉大ですね。父も頑張りますが・・・母親ってやっぱりすごいんですね。改めて実感させられました。
　　　いろいろと書きましたが、やはり平和の大切さ、あたりまえのようにおくっている日々のありがたさ、命の尊さ
・・・感じることのできた旅となりました。やっぱり行ってよかった(#^.^#)
　つぎはどこに行こうかな・・・・(^^♪