はしめまして、
ながしま耳鼻咽喉科クリニックの設計の担当しました内田秀(中日設計)と申します。以後宜しくお願いします。

今後とも設計者目線でブログのほうに参加していきたいと思います。

今回は、建設現場の地盤対策について紹介いたします。

まず、ここの地盤は調査結果から軟弱な地盤であることと液状化対策の検討が必要なことがわかりました。

そこで、今回は「砕石パイル工法(HySPEED工法)」を採用しました。

砕石パイル工法とは地中に筒状に砕石を地盤に適した深さまで打ち込んでいく方法です。 
建物基礎の下に@1000前後に格子状に打ち込むことで面として建物を支持することになります。

P3100874.JPG
砕石を打ち込むための重機です。

P3210897.JPG
まず穴を掘ります。

P3210906.JPG
砕石を穴に入れながら押し固めていきます。

P3280911.JPG
最終的には砕石の層が出来ます。

最後に砕石パイルの一番の特徴は液状化に有効なところです。

液状化が起こったときに砕石パイル層が水の逃げ道となりうまく水を排水することで液状化に依る地盤沈下の抑制になります。

001.jpg
                    ハイスピード工法

しっかりとした地盤対策を行った上に建物をつくるこてで安全・安心の建物をつくっていきます。

中日設計 内田秀