土手医者のつぶやき⑨ (2015/08/12)
投稿者: murashige
最近の認知症の検査はここまで進歩した
私が学生の時、認知症で有名な長谷川和夫教授の授業で、初老期痴呆(初老期認知症)はアルツハイマー病とピック病(今の前頭側頭葉型認知症)は1:1と教わりました。鑑別は、丁寧すぎる会話か、攻撃的な会話・人格変化に神経心理・生理学的検査の組み合わせからするとのことでした。これはその当時、認知症の原因がまだはっきりとはしていなかったためと、土手医者は勝手な解釈をしていました。
2000年頃より、アミロイドβタンパクやタウタンパクαシヌクレインが、認知症に関与といわれ始めており、血液検査で判定ができるようになりました。当院もさっそく、この検査を取り入れることとしました。
私が学生の時、認知症で有名な長谷川和夫教授の授業で、初老期痴呆(初老期認知症)はアルツハイマー病とピック病(今の前頭側頭葉型認知症)は1:1と教わりました。鑑別は、丁寧すぎる会話か、攻撃的な会話・人格変化に神経心理・生理学的検査の組み合わせからするとのことでした。これはその当時、認知症の原因がまだはっきりとはしていなかったためと、土手医者は勝手な解釈をしていました。
2000年頃より、アミロイドβタンパクやタウタンパクαシヌクレインが、認知症に関与といわれ始めており、血液検査で判定ができるようになりました。当院もさっそく、この検査を取り入れることとしました。