片頭痛の特徴としては、片側の拍動性の頭痛というイメージがあると思いますが、診断基準としては、嘔吐ないし吐き気がある、音や光の過敏がある、日常生活動作、例えば歩行などで頭痛が悪化することが重要で、かならずしも片側の拍動性ではないこともあります。またアロデニアという片頭痛の前兆が6-8割の方に見られ、アロデニアとして肩こりを認める方もおられ、肩こりがあるから片頭痛ではないとはいえないということもあります。