ひろやまメンタルクリニックブログ

いなくなるダルビッシュ（と和田）投手に代わってではなく、更新をサボった罪滅ぼしあるいは自己満足のために、連投します。
来年はTPPもやってくるし、働く環境も色々変わるかもしれません。そこで働くということについて考えました。２つの考えが浮かびました。
１つは昔英語の授業で聞いた話です。働くという意味の英語は２つあって、LABORとWORKになります。前者は必要に迫られて働く、苦役としての労働というニュアンスです。後者は意義を感じて働く、楽しんで働くというニュアンスです。君たちはLABORERでなくWORKERになってほしいと言われました。奥井潔先生という方でした。
もう１つはCHUCKという海外ドラマの一場面です。BUY MORE（BEST BUYのジョーク？）という家電量販店ではたらく登場人物の一人が、賃金アップと労働時間の延長を提示されて断ります。
「（最低限の）生活費に必要以上に働くつもりはない。一生懸命働くつもりもない。これ以上働くより家で彼女といたほうが有意義だ。」
文化の違いを感じました。
WORKERの考え方は重要ですが、これからの社会ではあとの方の考え方もアリかと思いました。時によって頭を切り替えられると良いかもしれません。

2011年もあとわずかです。あの忌まわしい震災・原発事故からは9ヶ月以上が過ぎました。
私のブログを読み返すと今年は震災、特に原発事故のことばかり書いていました。そればかり書いていても仕方がないという考えもありますが、私は重要なことだと思うので書いておくことにします。
原発の状況については現在も釜のそこの穴はふさがっておらず、水漏れが続いていることが分かっています。燃料棒は釜の中のどこを泳いでいるのか既にいないのかは分かっていません。よって引き続き来年も注意が必要です。情報収集と考えること、判断することが必要です。
良い本を見つけました。
ジョン・W・ゴフマン著,　今中哲二ほか訳　：人間と放射線,明石書店
です。放射線被害についてしっかりした情報が詰まっています。わたしは目次を読んだだけで満足してしまいました。おすすめします。