カテゴリー: 1.学習
投稿者: furuseclinic
9月6日は米子での心臓カテーテル治療の研究会に参加してきました。

カテーテル治療は私が専門としている領域で、実は医院を継承してからも定期的に鳥取大学病院でカテーテル治療と後進の指導にあたっています。

研究会では最初に後輩の渡部友視先生が、胸部CTを読影する際にちょっとした点に着目すれば急性心筋梗塞の診断率が高まることを発表されました。この数年来、渡部先生がデータ集めから解析、論文作成まで、本当に忙しいなかで一生懸命努力してきたことを知っていますので、その努力が実になってよかったなと思いました。素晴らしい発表でした。
福岡山王病院の横井宏佳先生は長らく小倉記念病院におられた先生で、私がカテーテルの研修中から大変お世話になっている先生です。講演の内容はカテーテル治療の歴史と今後の展開についてでした。一番のポイントは、「少し前の医学常識は非常識」ということでした。カテーテル治療は40年ほどの歴史がありますが、当初はそんな危ない治療などとんでもないとされて眉唾ものとされていました。それが今では真反対で、極めて一般的な治療として広く普及しています。そこには常識を疑ってかかって、革新を生んできた数多くの先人の努力があります。医学の進歩は本当に早くて大変ですが、やはり知識を絶えずアップデートして、10年間は救えなかった患者さんを今は救えるという、そんな医師を目指したいと思いました。とても勉強になった研究会でした。

カテーテル治療は私が専門としている領域で、実は医院を継承してからも定期的に鳥取大学病院でカテーテル治療と後進の指導にあたっています。

研究会では最初に後輩の渡部友視先生が、胸部CTを読影する際にちょっとした点に着目すれば急性心筋梗塞の診断率が高まることを発表されました。この数年来、渡部先生がデータ集めから解析、論文作成まで、本当に忙しいなかで一生懸命努力してきたことを知っていますので、その努力が実になってよかったなと思いました。素晴らしい発表でした。
福岡山王病院の横井宏佳先生は長らく小倉記念病院におられた先生で、私がカテーテルの研修中から大変お世話になっている先生です。講演の内容はカテーテル治療の歴史と今後の展開についてでした。一番のポイントは、「少し前の医学常識は非常識」ということでした。カテーテル治療は40年ほどの歴史がありますが、当初はそんな危ない治療などとんでもないとされて眉唾ものとされていました。それが今では真反対で、極めて一般的な治療として広く普及しています。そこには常識を疑ってかかって、革新を生んできた数多くの先人の努力があります。医学の進歩は本当に早くて大変ですが、やはり知識を絶えずアップデートして、10年間は救えなかった患者さんを今は救えるという、そんな医師を目指したいと思いました。とても勉強になった研究会でした。