皆さん、こんばんは~。これを書いてるのは2011年12月31日22時30分です。

どうしてもこれだけは年内にアップしておきたいので・・・!

外来診療中にもお話する内容なんですが、
ドライアイの症状が強い時は朝目が覚めた瞬間、目を開けられないほど痛い~、つらい~ということがあります。もちろんドライアイ持ちの私もこの症状があります。
点眼する、加湿器を使うことは既に実践しているので、もっと何か良いセルフケアはないかな~と探してました。

ありましたよ!

蒸しタオルです!

時間も重要。 これをするのは朝起きてすぐ!です。
場所は洗面所。もちろんどこで行っても大丈夫です。でも洗面所が一番便利かな、、、と私は思います。

さて方法です。
これを読んだあなたは明日の朝から実践しましょう。
説明を見たら後は行動あるのみ!自分のために行動すると体にエネルギーが補給されます!他人ではなく、まずは自分が快適になるように努めましょう~。


方法1)洗面器と顔全体を覆えるタオルを用意します。
次に洗面器にお湯を張ります。温度は体温より少し熱いくらいがいいかも。
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方法2)洗面器にタオルをつけます。
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方法3)タオルをしぼります。お好みで適当にしぼってください。
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方法4)おでこからあご、耳の手前まで、とにかく顔全体を蒸しタオルで覆います。
5秒キープ!
先日気づいたんですが、おでこって、かなり冷えてます。ここは薄い筋肉もついてますから、この筋肉が冷えて収縮すると血液やリンパの循環が悪くなったり、
顔もくすんだり、むくむこともあると考えます。
まずは顔全体をあったかく蒸してみましょう!気持ち良いですよ~(^^)
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方法5)顔全体を5秒くらい蒸したら、もう一度 方法1~3を行い、蒸しタオルを絞ります。そして、蒸しタオルで耳と耳の下を覆うようにして蒸します。

耳は冬になると特に冷たくなる部分です。ここを温めることで、顔から熱が奪われることを防ぎます。また耳の下あたりは頸動脈、頸静脈、リンパ管が通っているのでここを温めて循環を促します!
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方法6) 
耳や耳の下を蒸しタオルで5秒温めたら、次にもう一度洗面器のお湯にタオルをひたして、その後絞ります。
次に首の全周を蒸しタオルで温めます。5秒キープ!
寝てる間に首が縮こまってしまい、首の筋肉が収縮してることが多いです。
首の筋肉をほぐすことで、顔と胴体をつなぐ首の血液やリンパの流れを促します。首って大切な部分です。重たい頭と、体の幹となる胴体をつないでる唯一の部分ですからね!
温めたり、軽くほぐしてあげるだけで、頭の重さや胴体のコリも減ることがあります。
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方法7)最後に両肩を後ろにぐるぐる回します。5回ほどグルグルと回してください。


以上で、首から上の循環がかなり良くなっていると思います。
蒸しタオルで目を加湿するだけでも、かなりドライアイが改善すると思いますが、
持続性を持たせるために蒸しタオルを3回当てます。さらに両肩を回すことで
血液循環、リンパ液の循環を促してます。
それから顔を蒸したタオルで温めることはストレス解消にも繋がります♪

ドライアイを持っていない方もお勧めです!なぜなら寒い日の朝は体が縮こまっていて、何となく動きがぎこちない、頭の回転もいつもより遅いかな、、、と感じることもあるからです。
朝起きてすぐに行うと体のスイッチが入り、一日が快適なスピードで過ごせるかと思います。


今日はこれで以上です!

今年一年誠にありがとうございました。また会いましょう~!

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ♪


ふかもり眼科 院長 深森史子