新型コロナウイルス感染症診療を発熱外来を通して行っていますが、ヘルパンギーナや手足口病、アデノウイルス感染症、RSウイルス感染症、ヒトメタニューモウイルス感染症など流行の中で、新型コロナウイルス（COVID-19）感染症が完全に下火になることはありません。オミクロン株から派生したケルベロス、グリフォンなどの変異株も発生しており、まだしばらくはCOVID-19と一緒に生活することを余儀なくされそうです。
昨日も小学生2名からCOVID-19が検出されましたが、2名とも新型コロナウイルスワクチン未接種でした。また、ワクチン未接種の方で、今年で3回目の感染という方もいました。ワクチンは発症予防には有効であるというデータが出ておりますので、接種可能な年齢の方はワクチン接種をご検討ください。
またワクチンで集団免疫を強化することで未接種の方も感染から守られます。一人でも多くの方の理解が得られように願っております。