アレルギー専門医を標榜している関係で、近隣から当院に食物アレルギーの相談に受診される患者様が増えております。
わずかな食物の量でも強い咳やゼーゼー、反復する嘔吐、強い腹痛があったり、ぐったりする、意識もうろうなどの症状を訴える場合には、食物経口負荷試験も微量で行い、細心の注意が必要です。
しかし、わずかでも食べられたり、加工食品を食べることができるお子様は、少量ずつ摂取する指導を行っております。
鶏卵であれば卵黄から1g~2gから始め、5~10回同じ量が摂取できたら20~50%ずつ増やし1個まで行ったら、卵白を1gから同じやり方で増量しております。
そのようにして、鶏卵1個まで摂取できるようになったお子さまが出てきておりますが、ひとりずつ量や食品の加熱具合の許容量も違うため細かい指導が必要になります。
詳しい話をお聞きになりたい方は是非ご相談ください。