4月前後から、進学や就職で地元を離れるお子様が増えてきました。
三沢市立三沢病院に1997年10月に赴任してから、三沢・上十三地区の小児医療に係わってから20年以上経ちます。
途中、八戸市立市民病院に3年ほど勤めた以外はずっとこの地を離れていません。
つい先日の外来診察で4月に専門学校に進学するために岩手県に引っ越しをされる18歳のお嬢さんから「16年間お世話になりました」と言われました。
もう気管支ぜんそくで通院していた幼い頃のその子の姿が目に浮かんで、感激してしまいました。
小児科医のひとつの仕事は、赤ちゃんの頃から親元を巣立つまで健康や成長を見守ることです。
「元気でね。また何かあったらいつでも来てください」