成人(保護者)への麻疹ワクチンについて (2016/09/12)
投稿者: abetomoko
ニュースなどでご承知の様に、成人の麻疹(はしか)が問題になっています。
日本での麻疹ワクチン接種の過去を振り返ると、1回義務接種の時代、1回定期接種の時代、そして平成18年度(2006年)から2回定期接種(1歳と小学校就学前)になり、
また、平成20年度(2008年)から5年間、中学1年と高校3年に追加接種しました。
以上より、空白の世代といわれる1回のみ接種した世代の26歳以上方は麻疹の免疫が低い可能性があります。1回のみでは年齢とともに免疫が低下します。
26歳以下の方は前述のように定期接種で2回接種しているので、免疫が持続します。
40歳以上の方は、若い時代に実際に麻疹にかかったり、知らずに感染していた可能性が強く、すでに免疫を持っている人が大半だと思われます。
結局、26歳から39歳までの方は麻疹感染要注意の世代となります。
今回の成人麻疹感染者出現で、成人の接種希望者が増え、各地で麻疹・風疹ワクチン(麻疹のみのワクチンはありません。麻疹目的で麻疹・風疹混合ワクチンを接種しても問題ありません)が不足しています。
ワクチンは9月26日以降、全国的に流通する見込みですが、あくまで見込みで、確定
できません。厚労省は子どもの定期接種優先をとしています。
当クリニックでは、成人の方の麻疹ワクチン(麻疹・風疹ワクチン)接種希望を下記のように考えます。成人は「保護者のかたのみ(ご両親)」に限らせていただきます。
26歳〜39歳の方、他の年代でも1回しか接種していない方や免疫があるか心配な方で
①お子さんが一般外来に受診時に付き添いの保護者(ご両親)に限り、麻疹・風疹ワクチンを予約をしていただき、後日接種にきていただく。
②お子さんの各種予防接種を予約時に保護者(ご両親)の麻疹・風疹ワクチンも予約していただく。
※必ず、あらかじめ予約が必要です。当日接種はできません。
※いつから麻疹・風疹ワクチンが可能か、後日、HPでお知らせします。
※妊娠中や妊娠の可能性がある方は接種できません。また、接種後2か月は妊娠を避けて
ください。
日本での麻疹ワクチン接種の過去を振り返ると、1回義務接種の時代、1回定期接種の時代、そして平成18年度(2006年)から2回定期接種(1歳と小学校就学前)になり、
また、平成20年度(2008年)から5年間、中学1年と高校3年に追加接種しました。
以上より、空白の世代といわれる1回のみ接種した世代の26歳以上方は麻疹の免疫が低い可能性があります。1回のみでは年齢とともに免疫が低下します。
26歳以下の方は前述のように定期接種で2回接種しているので、免疫が持続します。
40歳以上の方は、若い時代に実際に麻疹にかかったり、知らずに感染していた可能性が強く、すでに免疫を持っている人が大半だと思われます。
結局、26歳から39歳までの方は麻疹感染要注意の世代となります。
今回の成人麻疹感染者出現で、成人の接種希望者が増え、各地で麻疹・風疹ワクチン(麻疹のみのワクチンはありません。麻疹目的で麻疹・風疹混合ワクチンを接種しても問題ありません)が不足しています。
ワクチンは9月26日以降、全国的に流通する見込みですが、あくまで見込みで、確定
できません。厚労省は子どもの定期接種優先をとしています。
当クリニックでは、成人の方の麻疹ワクチン(麻疹・風疹ワクチン)接種希望を下記のように考えます。成人は「保護者のかたのみ(ご両親)」に限らせていただきます。
26歳〜39歳の方、他の年代でも1回しか接種していない方や免疫があるか心配な方で
①お子さんが一般外来に受診時に付き添いの保護者(ご両親)に限り、麻疹・風疹ワクチンを予約をしていただき、後日接種にきていただく。
②お子さんの各種予防接種を予約時に保護者(ご両親)の麻疹・風疹ワクチンも予約していただく。
※必ず、あらかじめ予約が必要です。当日接種はできません。
※いつから麻疹・風疹ワクチンが可能か、後日、HPでお知らせします。
※妊娠中や妊娠の可能性がある方は接種できません。また、接種後2か月は妊娠を避けて
ください。